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今年のキャンプは、講師達から提案の『If You Can Sing It, You Can Play It』をスローガンに掲げて行われました。
講師陣は、マイケル・ディーズ（主任講師：トロンボーン）、大林武司（ピアノ）、中村恭士（ベース）、クインシー・デイヴィス（ドラム）、ヨタム・シルバースタイン（ギター）、ディエゴ・リヴェラ（サックス）、ベニー・ベナック（トランペット）、シェネル・ジョンズ（ヴォーカル）、守屋純子（特別顧問：ピアノ・編曲）の9名。
回を追うごとに増えている全国からの多数の応募者から選考された、各パート5名ずつ計40名が参加し、12日のオリエンテーションからスタート。各楽器別のマスター・クラス、8人編成のスモール・アンサンブル、ビッグ・バンド・アンサンブル、作曲＆アレンジ・クラス、今年から新たに始まった全員参加のマスター・クラスなど、朝から夕方まで様々な指導を受けました。

最終日の15日午後には、４日間のキャンプの成果を発表するガラ・コンサート
を開催。一般のお客様も来場したガラ・コンサートでは、Philly Joe Jones Ensemble、Curtis Fuller Ensemble 、Freddie Hubbard Ensemble 、Wayne Shorter Ensemble、Wes Montgomery Ensembleの５組のスモール・アンサンブル・グループが2曲ずつ演奏を披露し、指導を受けた講師から修了証と記念品のTシャツを受け取りました。その後、全員参加のビッグ・バンドで５曲を演奏し、本年度のアワードの表彰式が行われました。

表彰式は、特別賞、優秀賞、最優秀賞の順に講師たちから発表され、さらに今年新たに、「ジャズに対する熱いスピリットとあふれる気概を表彰する」という趣旨のSpirit of Jazz賞も発表されました。
各受賞者には、金川宏美セイコーホールディングス株式会社常務取締役から受賞トロフィーとともに副賞のセイコーの腕時計が贈られました。
また、今年は最優秀賞受賞者に副賞として2020年6月にアメリカのノースカロライナ州Brevardで行われるJazz Institute at Brevard Music Centerで本格的なジャズを2週間学べる参加権も授与されました。
表彰式の後は、講師たちによる演奏でキャンプのフィナーレを飾り、最後にステージ上で記念の写真撮影が行われ、4日間のジャズ・キャンプが終了しました。

今年の受賞者は以下の通りです。

4日間を通して最も優秀な成績を収めたプレイヤー
治田 七海（17歳）トロンボーン

参加者から提出されたオリジナル作品の中から選出
眞崎 康尚（21歳）ピアノ

最も成長が著しいプレイヤー
谷澤 友和（25歳） ギター
佐藤 肖一郎（23歳）テナーサックス
アイ・ヤン（25歳）ヴォーカル

将来の日本のジャズシーンを担うニューホープに贈られる賞
窪 みさと（22歳）トランペット

高橋里沙（21歳）ベース

表彰式の後は、講師たちによる演奏でキャンプのフィナーレを飾り、最後にステージ上で記念の写真撮影が行われ、４日間のジャズ・キャンプが終了しました

また、今年は第10回すみだストリートジャズフェスティバルとのコラボが実現し、16日にはキャンプ講師たちがSeiko Summer Jazz Camp All Starsとして、すみだトリフォニーホールでコンサートを行い、キャンパーたちも17日は5組のスモール・アンサンブルが野外ステージ演奏、18日には錦糸町公園のメイン・ステージでビッグ・バンド演奏を披露しました。

なお、本キャンプの様子を下記の番組にて放送予定です。
BS-TBS「最旬！トレンドサーチ」
9/21 土曜 午前11:30～11:54 放映

Seiko Summer Jazz Camp 2019 の総集編動画を是非ご覧ください。